東は瓦礫の後ろに身を隠し未来を読もうとした瞬間
瓦礫の後ろから金属音が聞こえてきた。
「!」
東はとっさにその瓦礫から離れて違う場所に移動した。
その直後、さっきまで東が隠れていた瓦礫が真っ二つに切断された。
「あわわ・・・!どうしましょう・・!助けないと・・。」
「待て!余計に手を出すと俺たちが死ぬ・・・!」
「じゃあ、どうすれば・・!」
「チャンスを待て・・。」
坂内と桂木はそう言って、チャンスを狙うことにした。
一方、宮下はすこし気を失っていて、東が戦ってるとこを見て、急いで立ち上がり東の場所に向かった。
「未来を読んで俺の動きを見ればいいんじゃないのか?」
「・・・残念ながら未来を読む隙も与えてくれないからムリだな。」
「ふん、やはりそんなものか・・期待はずれだな」
そんな会話をしてるに男の後ろから全力で走ってきた宮下、男にとび蹴りを食らわそうとしたが、男はすでにそれに気がついていた。
「おりゃ!」
「走ってきた勢いで急に止まったらどうなるんだろうな。」
「!っ宮下!攻撃をやめろ!」
東が言うのが遅く、すでに宮下は宙に飛んでいた。
そして宮下の勢いの蹴りが男の顔面の横にそれて、男はすぐさま宮下の腹にパンチを食らわした。
「!!!」
「・・・・しばらくは動けないぞ。」
「宮下!」
宮下は声が出ず、ただひたすらもがいていた。
「さて・・お前はこの後どうする・・?」
「・・・・!!」
東は拳銃を男に向きつけ、弾がなくなるまで撃ち続けた。
しかし一発も当たらず終わってしまった。
「ちゃんと狙え、冷静さがなくなってるぞ。」
「・・・!」
そうして男が剣を構えた瞬間、違う方向から銃弾が飛んできて一発だけ男に当たった。
「・・・お前らの事を忘れていた・・。」
「忘れんな!」
「しかし、合計で撃った銃弾は30発、弾切れだな。」
「うっ・・!」
その瞬間、東は後ろから男に殴りかかった。
しかし簡単に避けられてしまった。
「どうした?そんなじゃ当たらんぞ?」
「・・・このっ!」
東が思い切り、正拳突きを男に食らわせようしたが、簡単にとめられてしまった。
「いい突きだ、でもすこしちがうな。」
男はそう言いながら構えた。
「正拳突きはもうすこし身体を使いながら・・・」
「!!」
東はその場から逃げようとしたが、手をがっちりと掴まれて動けなかった。
「・・・こうだ。」
攻撃を放った瞬間、東は一瞬で気を失い、そのまま吹き飛ばされた。
そして東は壁にぶつかりそのまま倒れ瓦礫に埋もれた。
「・・・・東さん・・?」
「さて、お前らはこの状況をどう切り抜ける?」
いままでのキャラの設定を書いていきたいと思います。
主人公:東優斗
能力:未来を見ること
格好:普段は黒いスーツを着ている。目の色は紫、髪の色は黒。
武器:ハンドガン
説明:この話の主人公。幼い頃母親が殺され、そのショックで能力が目覚めてしまった。東の目標は二つ、母の仇を討つこと。
そして自分みたいな者を出さない事。
職業は『デビルハンター』という会社をやっており、いわゆる殺し屋みたいな物。その職業で人の悩みを解決している。
未来を見る能力は3日先しか見えず、戦闘では瞬時の判断はニガテとする。
坂内舞
能力:なし
格好:可愛らしい外見の姿と顔立ち、目の色はオレンジ、髪はオレンジ
武器:なし
説明:東優斗の助手。全力で東をサポートするが、依頼の時はまったく役に立たない。普段の仕事は会社の掃除、書類の整理。
幽霊の大の苦手で、すぐ泣く。料理は絶望的である。
桂木雄二
能力:この世から存在を消す
格好:普段は白いスーツに赤いネクタイ、髪の色は黒、目の色は青
武器:なし
説明:東との同盟を結んでる一人。女好きで、女を見ればすぐに話をかける。東のサポートには、めんどくさがりながらもしっかりと引き受ける。やる時はやる男。
宮下桜
能力:魂の離脱
格好:オシャレな格好、髪の色は薄茶、目の色は赤 外見、美人
武器:武器は使わないが、武術を使う
説明:東の事が大好きで東のためならなんでもやる!
武術はすべてを極めており、クマを昔、正拳突き一発で倒したという。
性格は最悪で自分以外、東以外の人は眼中に入ってない。
現在、東のところで働いている。
東琴音
能力:心を読むこと
格好:しっかりとした格好、髪の色は黒、目の色は黄緑
武器:なし
説明:東の姉、職業は警察官で、東とはテキタイする職業。
性格はとてもやさしく、しかし怒ると半泣きになり手がつけられなくなる。琴音の目標は東優斗を止めること。
悪霊
能力:不明
格好:不明
武器:不明
説明:東が今まで地獄に送ってきた者たち。今は何もかもが不明である
「来てませんね・・・。」
「もう来てもいいはずだ。坂内、桂木、一応俺たちはお前らのことを守るが、もし自分が危ないと思ったら、この銃で自分を守れ。」
東はそう言って坂内たちに銃を渡した。
「あぁ、分かった。」
「私、銃の使い方なんか・・。」
「うじうじ言ってないで、引き金を引けばいいだけよ。」
坂内は宮下に言われたことが悔しいのか、なにやら落ち込んでいた。
「大体あなたたち、なんで来たの?」
「あ、東さんたちを守るため・・・」
「・・・・ふうん・・・。」
宮下は見下すように坂内を見た。
「どうやら来たようだな、桂木、坂内、援護を頼むぞ。」
東がそういうと、二人とも分かったように頷いて後ろに下がった。
「お前か・・、ふざけたことをやったのは・・。」
「・・・・」
男はただ黙っていた、男の格好は顔に馬の仮面をつけており、服装は全身漆黒に包まれた格好をしていた。そして腰には刀を身につけていた。
「なんとかいいなさい!!」
「お前らがどれだけ有能か見てやる、かかって来い。」
男がそういうと、東は一気に銃を抜き構えた。
「宮下、俺は援護するから、お前が接近戦で行け。」
「了解。」
そういうと、宮下は男にゆっくりと近づいていった。
「言い残す言葉はあるか?」
「・・・・ないな。」
その瞬間、東は銃を撃った、それに反応して宮下も一気に男に駆け寄った。
しかし男は冷静で腰の刀を抜き、その刀で銃弾を切った。
そして宮下はその男を蹴り飛ばそうとしたが、簡単によけられた。
「・・ちっ。」
東はその男に銃を撃ち続けたが、刀で防がれてしまう、宮下も必死に攻撃するが簡単によけられてしまう。
「なんで当たんないの!?」
「女に手を出すつもりはない、早く失せろ。」
「女だからってなめないほうがいいわよ!」
その直後、宮下は瞬間的に後ろに回り、頭に蹴りを入れようとしたが、後ろ姿で簡単に受けとめられ、そのまま投げ飛ばせれた。
「動きが単調すぎるな。」
「うぅ・・・!!」
「そいつばっか気を取られるな!」
東はその直後4発撃った。が。
すべて防がれ男のすぐそばに落ちた。よくみるとたくさんの銃弾が落ちていた。
東はそのことにとっさに気がつき、壁のあるほうに逃げた。
男は床に落ちている銃弾を刀ですべて打ち返していた。
その威力は拳銃の2倍ほどあった。
「お前らはその程度なのか?」
「そろそろ帰るか。」
「えっ!もう帰るの?」
宮下は残念そうに東にそういった。
「あぁ、ここでいつまでも遊んでるわけにもいかない。」
東はマジメな顔をして宮下にこう告げた。
「依頼が来ている。」
「・・・依頼・?」
「依頼というか挑戦状みたいなものだ、これを見ろ。」
そう言って東は自分の携帯を宮下に見せた。
その挑戦状の内容は『自分は今、家族を皆殺しにした、俺に復讐したければ明日この場所に来い。』といった物であった。
「・・・ということだ。」
「その犯人は相当自分に自身があるようね。」
「そのようだな、ちゃんと場所も書いてるあるし今回は力技で解決ができる。なにより・・・」
東は怒りに震えた様子で一言こう言った。
「こういうフザケた事をやる奴は許せん。」
「・・・・そうね。」
「おい、坂内、桂木、いるんだろ?出て来い。」
その事を聞いてびっくりしたのか、当然出てきて、とてもあたふたしていた。
「なんで分かったんですか・・・?」
「そんな事はどうでもいい、お前らその距離だと挑戦状の内容は聞いているな?」
「あぁ、ばっちり聞こえたよ・・。」
宮下はびっくりしているのか、なにも喋れない状態でいた。
「お前らここでなにをしていた?」
「え!?え、えっと、私たちも、遊びに来てました!」
「・・・・まぁどうでもいい。」
やっと正気に戻ったのか、宮下は坂内たちにこう言った。
「ずっと、つけてたのね・・。」
「ち、ちがうぞ!!俺はただ・・。」
「まぁ、大体分かるわ。その子に無理やり連れてこられて私たちのデートを嫉妬しながら見てたってことね。」
「なっ!!?そんなわけないじゃないですか!!」
「どうだか・・。」
宮下は呆れ顔で坂内を見ていた。
それに対して坂内はこう言い返した。
「宮下さんこそ、自分が悪いのに人を蹴りを入れないほうがいいですよ。」
宮下はそのことに対してとても涼しい顔をしていて、そうしてこう言い返した。
「あの人がしつこいのが悪いのよ、私は悪くないわ。」
「一つ言っておきますけど、いくら顔だちがよくても性格が悪かったらもてませんよー。」
それに対して宮下は気に障ったのかこう言い返した。
「あなたに言われたくないわ。だってそんな身体じゃあ男の人も振り返らないでしょう。」
「大きなお世話ですよ!!」
二人が言い合ってるところ、東は止めに入るみたいに話に割り込んだ。
「とにかく、いいかお前らこの挑戦状は受ける。そして・・。」
東は最後に一言こう告げて終わった。
「地獄を見せる!」
「うん!しつこかったから!」
宮下は笑顔でそう答えた。それに対して東は。
「バカ!すこしは加減を考えろ!お前の強さは尋常じゃないんだぞ!」
「もういいじゃない、それより次はどこに行く?」
宮下はまるで反省の色を示していなかった。それどころか自分は全然悪くないという表情をしていた。
「・・・宮下、今度こういうことがあったら承知せんぞ。」
「・・そんな怖い顔で言わないでよ!あれはさすがにやりすぎちゃったかなーと思ってるから!」
「・・・・。」
「あっ!それより、お化け屋敷入ろうよ!」
「あっ!服を引っ張るな!」
そうして東は、宮下に服を引っ張りながらお化け屋敷に向かった。
それを見ていた坂内は、ただ見ていることしかできなかった。
「?どうしたの?東たちあんな中入ったよ、俺たちも・・・。」
「行きたいのは山々なんですけど、お化けが・・・。」
「あっ!そうか、舞ちゃんお化けニガテだもんねー。」
そう、坂内は幽霊が大の苦手で海の宿で散々な目にあっている。
もう一度行きたいとは思ってないだろう。
が。
「私たちも行きましょう!」
「キミはどんだけ必死なんだい?」
「いいから行きますよ!」
そういって桂木を引っ張りながら、お化け屋敷に入っていた。
一方、東たちは、すで中に入っていた。
「暗くてどこに行けばいいか分からん。」
[これはチャンスよ、ここで優斗に怖がったふりをして抱きつけば・!]
そんな事を言っている内にお化け役の人が東を脅かしに来た。
東は無表情、宮下は・・・。
「キャーーー!」
と言って東に抱きつこうとしたが、東はそれに気づいていたのか、抱きつこうとした宮下をよけた。
「何やってる、行くぞ。」
「・・・・・。」
一方、桂木たちはというと。
「キャァァァアァーーーーーー!!!」
「し、死ぬ・・・・、舞ちゃん、そ、それ俺の、く、首・・。」
「もういやぁーーーー!!」
「い、いや、まじ、が・・・・・・・・!!!!」
それを見ていたお化け役の人が危険だと思ったのか止めに入ろうとしたが余計に怖がってしまい、手にさらに力が加わった。
「いや!!来ないで!!」
「・・・し、絞めないで・・・・・・」
一方、東たちはというと。
「もうすぐゴールだな。」
「・・・・・・。」
宮下はムスッとしていた。自分が抱きつこうとしても避けられるからである。宮下は怒りがMAXまで来ていた。
そして不幸にも最後のお化け役の人が脅かしてきた。
「うぉぉぉーー!!!」
「うるさいっ!!」
バキっそんな音が鳴ってお化け役の人は暗闇の中に倒れた。
「・・・なんだ?今の?」
「まぁ、大変!お化け役の人が倒れてわ!きっとあとで脅かすつもりなんだわ!優斗早く出ましょう!」
そう言って、宮下は優斗の手を取って走り始めた。
その瞬間、宮下はたしかな幸せを感じた。
一方、桂木たちはというと。
「あのー棄権しますか?」
「・・・そうしてください・・・!棄権しないと俺の命が危ないんで」
「えぐっ、えぐっ、ううぅ・・・。」
棄権していた。
